世間とわたし


今日、世間ではヘイセイジャンプの新アルバムが発売された。俗にいうフラゲ日。私は発売日を知らなかった、手元にないし予約もしていない。
月日は流れていた。

私は朝起きて日曜深夜に放送されたラブライブ!11話を見た。職場で貰ったあんぱんを温めながら。取り出しながら。食べながら。
見終わった頃、私の手にはあんぱんではなく大量のティッシュだった。

涙が止まらなかった。
アニメを見て久しぶりに泣いた。どうやら私は未だにアイドルの脱退とか、解散とか、最後とか、そういった“別れ”に敏感なままだったらしい。本当に悲しくて悲しくて、朝に見るんじゃなかったと思った。でも夜に見たら眠れなかった。1円どころか1銭も彼女たちに使っていないけど、ここ数日私の楽しみはラブライブ!だけだった。ラブライブ!があるから頑張れた。すごく陳腐な言葉でしか表現できないけど、μ'sの絵を見て曲を聴いてゲームをして映像を見て、そのひとつひとつに微かな幸せがあって。

人は、二次元だからいくらだって形に残るじゃない、っていうかもしれない。
でも私は残るものより今を追うものが欲しい。

寂しい悲しいと思うと同時に自分のラブライブ!に対しての想いが想像以上だったことに驚く。
本当に大好きです、ラブライブ!




星より確かな 1,2, Love!





どんなかたちであれ、また私の“前”に現れますように。

22日の最終話までに気持ちの準備をしよう。